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父の入院

先日、父が入院した病院は、重度の認知症患者さんばかりなので、翌日面会に行くと、父が「煩くて眠れない、頭が変になりそうだ」と愚痴をこぼしていましたが、自分で替えないのですから、どうしようもありません。
父の入院後、病院へ行くたびに悪化しているように思え、これは「煩い」だけの問題じゃなさそうでしたので、今日午前中に「先生の説明が聞きたい」と申し出て、本日午後から先生から直接連絡があり、説明をして下さる事になり、三時頃病院へ。

病院に到着して、病室へ行くと、主治医と看護師が、NIPネーザルを装着、設定しているところでした。
先生も看護師も設定の仕方が分からず、動脈血酸素飽和度測定装置の電池も切れかかり、NIPネーザルのメーカーの人が見かねて、もう少し性能がいい装置を持って来てくれて、設定も教えていました。
他に、ツインパル輸液とトップ吸引カテーテルでの痰取り等、小さい病院ながら、よくやってくれています。

すったもんだした後、やっと先生の説明を聞く事が出来ました。
先ず、先生から、「抗生物質を注射しても肺炎が悪化する一方ですので、もっと強い薬を使いました」と切り出されました。
過去の結核による後遺症や止めろと言っても聞かない喫煙も悪かったのですが、入院後に更に肺炎が悪化したため、熱が下がらず、心肥大もあって、肺に水が溜まり、酸素が取り入れられず、二酸化炭素を吐き出せず、あと二三日が山と告げられました。
人工呼吸器の設備がないので、急遽NIPネーザルをメーカーから取り寄せたらしいです。

片肺で呼吸していたのですが、その片肺が肺炎に冒されてしまったので、酸素が足りず、二酸化炭素が溜まり、昼なのか夜なのかも分からない、(● ̄  ̄●)ボォ----っとした状態になっています。
更に悪化すると、意識不明になるそうです。
そしてそのままです。

二三日経過を見て、回復が見られないようであれば、また先生が相談したいという事でした。
その相談とは、延命治療をするかしないか[…]です。
延命治療が上手く行っても、最悪の場合、生きているだけになるらしい。
人工呼吸器が外れればいいけれど、人工呼吸器が外れなければ、最期まで24時間の介護が必須となるかもしれない。

病院側では、後々のトラブル防止のため、最悪の結果を患者に告げるものですが、治療の設備がない病院なので、少々不安になってきました。[モヤモヤ]

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