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外泊しない真相

今日はリハビリ、CT検査、お風呂と、午後からやる事が目白押しでした。

リハビリの時、先生に「父はおだてられて伸びるタイプ」と耳打ちしたら、先生が「腹式呼吸が上手いですねぇ~[♪]普通、肺が悪い人は、こんなに上手く出来ませんよ~[♪]」と、おだて作戦が始まりました。
父もニコニコしながらリハビリをしていました。
何て単純なんでしょ~[…]┐(~ー~;)┌

上機嫌になって、今まで無言でリハビリをしてた父が、急に晴れやかな顔をしておしゃべりをし出しました。
そして、父の本音を聞く事が出来ました。

主治医から、お正月に外泊許可が出ましたが、父は「服を着替えたり、また入院に戻って来たりと面倒だから、外泊せずに入院している」と言っていました。
しかしそれは違ってて、本当は、家に帰るとまたタバコを吸ってしまいそうだから、帰らずにキッパリと禁煙したいという考えがあって、外泊を断ったというのが真相でした。

今までは、死んでもいいから一本吸いたいと言っていた父でしたが、リハビリによって筋肉が少しずつ付き、呼吸法の練習で酸素ボンベなしに生活できているので、「生」に対する欲が出て来たようです。

COPDは、タバコを止めたから改善されたり根治する病気ではありません。
でも、この時点でタバコを止めれば、この時点からは悪化しない病気です。
その事に気付き始めて、ようやくタバコを止めたいと思ったようです。

意外な父の言葉に、先生も私も、顔を見合わせましたが、先生も益々父の回復の手助けを積極的に行ってくれていました。
転院直後のリハビリは、やる気がなさそうにチャランポランでしたが、今は真剣そのものです。
太腿にも多少の硬さが出て来ました。

今日からは、臀部と脹脛の筋力トレーニングも加わり、更に苦しいメニューになりましたが、愚痴も言わず、正確にメニューをこなそうと努力していました。
まだ筋力がないので、形は崩れ気味になりますが、確実に体力はついてきています。

リハビリが終わると、CT検査が待っていました。
転院前の病院でもそうでしたが、レントゲンを撮ると肺に水が溜まっているので、その詳しい検査をする目的でCTを撮りました。
この肺に水が溜まる症状が改善されれば、もう少し楽になると思うのですが、原因が定かではないので、今日のCTで何とか原因解明と治療法が見つかればいいと思います。

CT検査が終わったのが、3時50分頃で、その後、お風呂の予約が4時半から入っていました。
ちょっと時間が空いたので、また文句がポツリポツリ出て来ました。

4時半になっても前の人が出て来ず、父が「もうくたびれたから明日の午前中でいいよ」と言い出したので、看護師に伝えたところ、明日の午前中は手が空かないので、一人で入れるなら予約を入れますとの事でした。
一人では危ないので、4時半を過ぎても待つ事にしました。

4時50分頃、やっとヘルパーさんからお風呂に行きましょうとお声が掛かりました。
途中、洗濯物をシャワー室に取りに行きました。
20分後、体と頭を洗ってもらって、サッパリしたと言いながら父が戻って来ました。
「お風呂に入って良かったでしょう[?]」と聞くと「おお、気持ち良かった」と返って来ました。
あとは、夕食を食べるのみです。

今日、午前2時頃に、隣のベッドに急患で入ってきた人がいて、眠れなかったそうでしたが、今夜は先生が処方してくれていた安定剤を飲めば、ぐっすり寝られるでしょう。

帰宅後、すぐに夕飯の支度をしました。
昨日のクリームシチューに、マカロニを入れて、とろけるチーズと生パン粉をかけて、オーブンで焼いたら美味しかったです。
クリームシチューではなくて、グラタンソースを作ってしまったのかも[…][エヘヘ]

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