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病院て…

今日午前中に、父の転院希望先の地域医療連携室・患者家族相談室から電話がありました。
先生の調整がまだなので、午後からまた電話をしますという事で、電話を切った後すぐに父の様子を見に病院へ行きました。
昨日より元気そうで、「死にたい」と言っていたのが嘘のように食欲旺盛でした。
昼食を終えてから、一旦帰宅し、電話を待ちました。

三時頃、転院希望先の病院から電話がありました。
先生に相談した結果、やはり入院中の病院から紹介状だけは欲しいとの事でした。
そうしなければ、同じ地域の病院なので、患者を取った取られたという事になり、病院同士で気まずくなると困るからだそうです。
そこで、転院希望先の病院の地域医療連携室の相談員が、現在入院中の病院の地域連携室を教えて下さり、電話で繋ぎをつけてくれました。
続き
その後、すぐに入院中の病院の地域連携室へ行きました。
父の本音は、長年お世話になっている病院に恩義があるから、先生には言えなかったけれど、やっぱり静かなところで療養したいという事を伝えました。
その他、転院先の病院の方が近い事、最初は一週間の入院との事だったので、二人部屋の差額も一週間ならばという事で決めたのですが、リハビリ期間を含めると、退院がいつになるか分からないと説明を受けたので、二人部屋の差額分が苦しい事等を説明しました。

しかし、いい顔はしません。[ドクロ]

現在入院中の病院の目標([?])の一つに、
「環境を整えた療養病床で、慢性疾患の治療・看護・介護を提供すること」
とありましたが、その環境が良くないので転院をして療養したいというのが患者の意思(本音)ですと伝えても、なかなか転院のための紹介状を書くとまではなりません。

追い詰められると、リハビリをしなければ、今週中には退院できますと言い出しました。
その後、やはり専門家によるリハビリは必要と訴えると、「どの程度の回復を目標にされますか[?]」と聞かれました。
「はぁ[?]」と思っていると、例えば、ベッドから起きて、一人でトイレまで行けるとかの目標を立てる事でリハビリに役立つと言うのです。
病院では手が足りないので、どうしても寝かせきりの入院生活になってしまいますので、筋肉も衰えてしまいますが、帰宅して少しずつ動いたり歩いたりしていれば、一人でトイレに行けるくらいまで回復しますし、そうなれば庭へ出られるようにもなります[…]とも言っていました。

普段は、ご自身の事や生活中で、どの程度まで一人でやれましたか[?]と質問されたので、この病院に来るまでは、畑仕事も出来、自転車にも乗れ、バイクにも乗れ、車にも乗れました。
この病院にもバイクで通院していましたと説明すると、相談員は暫し絶句[…]

父は認知症でもなく、寝たきり老人でもない[!]

先生も看護師も決して悪いというわけではなく、とにかく病床が煩い[!]
それが父にとって一番我慢しなければならない事で、苦痛になっている事を伝えると、現在二人部屋の病室を父一人に提供してくれるという事になりました。
環境問題は病院側の責任なので、個室の差額は二人部屋の差額分しか頂きませんとも言われました。

その二人部屋の差額分でも入院が長引けば苦しいんですってば[!]

父は「どうせ明日出るんだから、このままでいいよ」と言ったのですが、今夜だけでも一人でぐっすり寝られるよう、すぐに個室化すると言うので、同室だったお年寄りが他の病室へ移されて、父が二人部屋を独占状態になりました。[滝汗]

「死にたい」[…]
「患者の意思を尊重してあげたい」[…]

しかし「転院したい」という意思は、なかなか尊重されません。
入院中の病院の相談員が、医師も入院から退院までの責任を果たさなければならない使命感があるからと説明していました。
担当医師は、転院先の病院に呼吸器科の医師が常勤していないので、転院後に何かあれば、心配であると言っていました。
これって[…]患者の意思ではなく、先生の意志、プライド、病院の面子[…]を貫きたいとしか思えません。

患者のための医療は、存在しないのかもね[モヤモヤ]

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