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初めに

このページでは、私が今まで箱庭諸島貿易重視タイプver2をプレイしてきたなかで集めた情報をまとめてあります。内容は、2001年夏ごろに配布されているバージョンが基本になっています。 これまでにいろいろな改造や設定変更がなされていますので、必ずしもここの内容通りになっているとは限りません。 ご了解ください。


箱庭諸島貿易重視タイプとは?

貿易重視タイプは交流楽しむという箱庭です。貿易によって島同士の交流を行いお互いに島を発展させてゆく、そんなゲームです。

オリジナルの箱庭諸島は戦争が島同士の交渉手段として大きく扱われています。軍備が比較的容易で、戦争がおこりやすいバランスになっているからです。それに対して、貿易重視タイプでは戦争を起こしにくくなっています。ミサイル一発を撃つためにも、大変な準備が必要なように設定されていますので、実際に戦争になってもミサイルが飛び交うことは稀です。ですから、戦争をしたい人が貿易重視タイプをプレイすることはお勧めできません。

貿易重視タイプでは、島同士の経済交流はオリジナルの箱庭の何倍も重要になるように設定されています。 貿易重視タイプはお互いに貿易を行いながら経済発展を競うように作られたゲームです。経済戦争とまでは行きませんが、島を発展させるためにはお金を稼ぐことが重要になっています。

貿易で資金を稼ぐことを競うように作られていますので、資金が無いと島を発展させられないようになっています。島を作った段階では、島をしばらく維持できるだけの物資しかありません。最初に待っているのはサバイバルです。いかに無人島にならないように島を運営していくかが最初の難関です。貿易重視タイプで多くの島が無人島になってしまいますが、このほとんどが最初のこの段階で躓いています。物資は限られていますので、必要なものをいかに効率よく確実に手に入れるかが最初に要求されます。無駄使いは許されません。

島が安定したら次は大きくしようとするわけです。が、島を発展させようとするといくら資金があっても足りません。常に資金を稼ぐことを考えないと島が発展しません。ある程度物資が溜まると本格的に貿易ができるようになってきます。貿易を行いお互いに島を発展させて行きましょう。こうなってくれば、特色を持たせた島作りができるようになります。

つぎに軍備と砲弾が必要です。これが無いと怪獣に対抗できません。怪獣は12万人以上になると出てきますので、軍備ができるまで、12万人未満に人口を抑えながら、資金を稼ぐことになります。ある程度の軍備ができたら、12万人を越えて怪獣が出ても対策が取れます。そうなれば、さらに島を発展させていくことができます。

以下のページでは、箱庭諸島貿易重視タイプver2について、どうすれば無人島にならずに島を開発できるか、島に作ることができる各施設にはどんな特徴があるかなどを説明します。初めのほうのページは、初心者向けの内容となっており、後ろのほうへ行くほど、上級者向けとなっております。

以下の説明は、箱庭諸島2のルールを理解されていることを前提に書いてあります。もし、箱庭諸島2のルールについてあまりよくご存知ないようでしたら 箱庭解体新書を先にお読みになることを強くお勧めいたします。


説明ページでは、箱庭諸島貿易重視タイプver2という名前の代わりに貿易箱庭という短縮した呼び方を使用しています。




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